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心理カウンセラーが「ドメスティックな彼女 2巻」をレビュー・心理分析してみた。

心理カウンセラーが「ドメスティックな彼女 2巻」をレビュー・心理分析してみた。

 

今回もまた、ドメスティックな彼女 2巻を心理分析していきたいと思います。

第1巻もレビューをしているので、よかったら見てくださいね。

 

心理カウンセラーが「ドメスティックな彼女 1巻」をレビュー・心理分析してみた。

 

「ドメスティックな彼女 2巻」のあらすじ

まずは、ドメスティックな彼女 第2巻のあらすじ(裏表紙)を紹介します。

 

義理の姉であり、思いを寄せる相手でもある陽菜が不倫をしている!?

夏生と瑠衣は協力をして、どうにか不倫相手を突き止めようと奔走する。

そして遂に!不倫相手の萩原柊と対面するが、柊は、別れる気などないと語る…。

果たして、この歪な関係はどんな終結を迎えるのか!?

 

ドメスティックな彼女 2巻のストーリー

 

 

今回のメインテーマは、陽菜の不倫をなんとか辞めさせようとする夏生とダメなことだとわかってはいるけれど、踏ん切りがつかない陽菜の心が揺れ動くシーンですよね。不倫かどうかを問いただそうとする夏生が、逆に陽菜に押し倒されて、気まずい雰囲気になって、家にいられない夏生は、家を飛び出して、友だちのフミヤの家に居座ろうとします。

 

「自分は踏み込むべきではなかった」という後悔と、自分がまだ大人になりきれていないという無力感を感じているところ、フミヤが勇気づけようとしているシーンは、熱い友情を感じますね。

 

そして、瑠衣もまた夏生が居候をしているフミヤ宅に。不倫をしている陽菜を反対するボイコットのために、瑠衣もまたフミヤ宅に居座ることになり、夏生と瑠衣、フミヤで協力をして、陽菜を別れさせる作戦会議をはじめます。

そんなこんなで、家に帰宅をし、作戦をするものの、空回りの日々・・・。

 

悶々としているところ、いつものカフェで、偶然、陽菜と不倫相手の柊に遭遇します。まさに、修羅場展開ですね。夏生は柊に向かって「先生と別れてください!!」というものの、陽菜のことが好きといって、一向に譲らない柊に向かって、瑠衣は、柊に水をぶっかけます。

 

そこでの帰り道、遂に、夏生と瑠衣の姿に圧倒された陽菜は「私たち、もう距離を置きましょ...」と、柊に伝えて、別れを決めます。

 

ここからは、話はガラッと変わり、新たな登場人物の柏原ももが現れます。柏原ももが、夏生の優しさに惹かれて、瑠衣に「ナツオくんと付き合えるように応援してね」と伝えたりなど、夏生と瑠衣が、ももに翻弄をされてしまいます。

 

ただ、ここで緊急事態が発生。瑠衣が風邪をひき、看病する夏生。第1巻で、出会った瞬間に、処女と童貞を捨てた仲だけに、互いに意識し合っている関係はとても初々しいですね。

 

看病を終えて、瑠衣が回復をしてきたら、次は、陽菜が夏生をドライブデートに誘います。

 

そこで、陽菜は夏生に不倫をしていたときのことを話したり、夏生は陽菜に「好きだった」という気持ちを打ち明けて、

じゃあ、母さんにも 藤井さんにも ルイにも内緒で

付き合っちゃおっか 私たち

 

と陽菜が海に誘い込みます。

 

私たちが付き合うって

こういうことだよ・・・?

一緒に死ぬの その覚悟はある?

 

と、陽菜が夏生の覚悟を試すけれど、圧倒をされた夏生は、覚悟が持てずに、陽菜との恋を諦めてしまいます。

その寂しさを埋めるかのように、柏原ももの誘いに乗ろうとするシーンで、第2巻は終了します。



 

「ドメスティックな彼女 2巻」の心理分析。

今回は、まず最初に陽菜の不倫をしてしまった心理についてみていきましょう。

 

まず陽菜は、母子家庭で、離婚をしてから口癖のように、「父さんのようなダメ男に引っかかってはダメ」と聞かされて、育ってきたという生育歴を持っています。

 

そして、高校のときに、「色目を使ってない?」と同級生からいわれて、ハブられているときに、柊に出会い、大学の4年に再び再開します。その時はもう、薬指をつけていて、父親を含めて浮気や不倫をするひとは、バカで最低だと思っていてもやってしまう。

 

これはまさしく心理学で言われている「人生脚本」のシナリオ通りの人生を送っているといえるのではないでしょうか。

 

人生脚本とは、無意識に繰り返される人生のパターンのこと。

 

人生脚本は、育ってきた環境や親からのいわれてきたことをもとに形成をされていきます。そして、「ダメ男に引っかかってはダメ」という禁止令が原因となって、今回の不倫を引き起こしたのかもしれませんね。

 

この場合、陽菜自身が「幸せな恋をする!」と決めて、行動をしなければ、ずっと自分を幸せにしない恋愛を繰り返してしまいます。

 

そんな陽菜に惹かれる夏生もまた、小さな頃に母親を亡くし、母親に対する憧れと、大人にならなければいけないという葛藤を満たそうとして陽菜に想いを寄せているのかもしれませんね。

 

そして、柏原ももの誘いを断れずにいるのは、チャンスが目の前にやってきたのに、怖気づいてしまった自分の弱さを埋めるかのように、惹かれていきます。

 

この場合の恋は、自分を幸せにしないのだけれども・・・今後のこの後の展開が楽しみですね。

 



 

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